あなたを襲うゴースト血管 対策はスキップやシナモン

5月12日のNHK BS1スペシャルシリーズ・医療革命は「あなたを襲うゴースト血管」

ゴースト血管は、肌でおきればシワやたるみに、脳でおきれば認知症に。

そのほか、骨粗しょう症など、全身の病につながる。

重大な疾患の始まりが、毛細血管のゴースト化と結びついているのは間違いないが、一方で、年を取ってもゴースト血管はよみがえらせることができるという。

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なぜゴースト血管になる?

毛細血管の直径は0.005~0.001mm。

髪の毛の10分の1ほどの太さしかないが、技術の進歩によって、はっきりとその姿が見えるようになってきた。

毛細血管は、血液が通る管の部分を形作る内皮細胞と、そのまわりを補強する壁細胞でできている。

これらは、細胞同士の接着成分によって結びつき、毛細血管の構造を保っている。

健康な毛細血管では、内皮細胞のわずかな隙間から酸素や栄養がわずかに漏れ出し、周囲の細胞に届けられる。

ところが、壁細胞が剥がれてしまうと、支えを失った内皮細胞同士が広がってしまい、酸素や栄養などが必要以上に漏れ出してしまう。

そうすると、漏れた先には血液が行かなくなり、ゴースト血管になる。

ゴースト化が脳でおきると認知症に

これが多くなるとアルツハイマー病になってしまうアミロイドβ。

このアミロイドβは、誰の脳でも日々発生する。

健康な脳であれば、毛細血管を通して脳の外に速やかに排出されるが、脳の毛細血管がゴースト化すると、アミロイドβの排出が十分にできずに脳に蓄積し、アルツハイマー病が発症しやすくなると考えられている。

ゴースト化でシワになりハリが失われる

毛細血管は皮膚の下から皮膚を支えている。

そのため、ゴースト化して毛細血管の量が減ってしまうと、皮膚を支える力が弱まり、肌がへこみ、シワができてしまう。

さらに、毛細血管は酸素や栄養を肌の細胞に届ける役割があるので、ゴースト化すると細胞自体も衰え、ハリも失われてしまう。

ゴースト化は、20代、30代といった若い世代から始まるので、早く手をうたないと、肌の老化も加速してしまう。

ゴースト血管は、他にも、骨粗しょう症、薄毛、冷え症、肝機能低下、腎機能低下を招き、薬が効きにくくなったりする。

どんな人がゴースト化しやすいか?

・大食いの人
・湯船に入らない人
・のどの乾きやすい人
・運動しない人
・タバコを吸う人
・高血圧の人
・日中に眠気を感じる人
・年齢

特に大食いの人は注意。

過剰な糖質を摂ると、体内で化学反応が起こりAGEという有害物質が作られ、それが毛細血管に流れると内皮細胞や壁細胞が傷つき、壁細胞の接着力が弱まり剥がれたり、内皮細胞同士の接着力が衰え隙間が拡大。

その結果、血液成分が大量に漏れだし、やがてゴースト血管になる。

過剰な糖質摂取だけでなく、加齢や睡眠不足も血液成分の漏れにつながる。

また、タバコや高血圧は血流を滞らせる。

運動不足は、この両方を引き起こしてしまう。

ゴースト血管対策にスキップ

大阪大学の高倉伸幸教授が、お手軽なゴースト血管対策を紹介してくれた。

その方法がスキップ。

ふくらはぎの筋肉を活発に動かすスキップは、全身の血流を上げるのに簡単かつ快適な方法。

血流が上がると、毛細血管の内皮細胞が刺激され、内皮細胞同士の接着力、さらには壁細胞と内皮細胞の接着力も高まる。

すると、ゴースト化しかけた毛細血管を、漏れにくい健康な状態に回復させることができる。

スキップが苦手な人は、かかとの上げ下げを繰り返す。立ちながらでも座りながらでもよい。

ケイヒエキスを含むシナモン

桂皮に含まれるケイヒエキスが内皮細胞に取り込まれると、内皮細胞の接着成分が活性化し、内皮細胞同士や内皮細胞と壁細胞の接着力が高まる。

このケイヒエキスを含む食材が、シナモン。

一日小さじ1杯程度で、効果が期待できる。

他に効果的と紹介されたのが、ルイボスティーとヒハツ。

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