この差って何ですか おしっこの色の差、おしっこの泡の差

4月10日の「この差って何ですか?」で、色の濃いおしっこと色の薄いおしっこの差が紹介。

薄いおしっこだと健康で、濃いおしっこだと疲れが溜まっているのかなと思う人も多いが、そうではない。

色が薄いおしっこの人であっても、ある病気にかかっている可能性があると言う。

教えてくれたのは、東京女子医科大学東医療センターの巴ひかる先生。

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おしっこは健康情報の宝庫

口から入った水分は、胃を通って腸で吸収されたあと、血液の中に入っていく。

全身を流れた血液は腎臓でろ過され、不要な水分や老廃物がおしっことして排泄される。

つまり、おしっこのもとは血液から作られていて、人間の健康の情報がたくさん詰まっている。

薄いおしっこと濃いおしっこの差は水分

おしっこの色の濃さは水分量に関係している。

水分が多ければ薄くなるし、運動して汗をかいたときに水分を補給しなかったりすると水分が少なくなるので、色は濃くなる。

おしっこの色の濃さは水分の量の差だけで、疲れなどに直接関係しているわけではない。

風邪をひいたときに黄色いおしっこが出ることがあるが、それは風邪薬に含まれるビタミンの色素が出ているだけ。

ほぼ透明のおしっこでも糖尿病の可能性

ほぼ透明のおしっこは、正常なこともあるが、糖尿病の可能性もある。

糖尿病の人は、血液の中の糖が多くなって、血糖が高い状態になっている。

その糖の濃度を薄めるたに体全体から、水分が引き込まれて血管の中に入り、そうすると、どうしてものどが渇いてしまう。

糖尿病の人はのどが渇くので、知らず知らずのうち水分を取りすぎ、その結果透明なおしっこになることが多い。

毎日透明なおしっこばかりが続いている場合は、気付いていない糖尿病の可能性がある。

茶褐色だと肝臓に病気の可能性

茶褐色のおしっこは、肝臓に病気がある場合がある。

黄疸が出ると目や肌が黄色くなるが、その原因であるビリルビンが尿にも出ている状態が考えられる。

血液が混じった血尿

血尿の原因の多くは、痛みが伴う尿管結石などだが、本当に怖いのは痛みがないときだという。

痛みがない血尿の場合は、ガンの可能性がある。

腫瘍そのものから血が出ている。

血尿が出ても痛みがない場合は、かえってそのほうが心配。すぐに病院に行ったほうがよい。

おしっこの泡

色だけでなく、おしっこの泡にも注意が必要。

おしっこの泡が消えないと、タンパクが混ざっている。

10秒以上消えないと、タンパクが漏れている可能性がある。

通常、タンパクは腎臓を通り抜けることはないが、腎臓の機能が損なわれると、タンパクが腎臓を通り抜けて尿に混ざってしまう。

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