ゲンキの時間 頻尿は脳の勘違いから?尿もれに骨盤底筋体操

2月25日の「健康カプセル元気の時間」は尿トラブルについて。

健康な人の体内で作られる尿の量は1日に約1.5リットル。健康な人は、これを日中6回前後にわけて排尿する。

中高年の7割が悩んでいるという尿トラブルの原因や対策を、日本大学医学部附属板橋病院の高橋悟先生が、解説してくれた。

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排尿時間は21秒

40種類以上の哺乳類の膀胱と尿道の関係を調査したある研究によると、体重3キログラム以上の哺乳類の排尿時間は21秒前後になるという。

男性で排尿時間が長くなると、前立腺が肥大している可能性が高い。

前立腺と言うのは膀胱の下にあってその中を尿道がトンネルみたいに通っているので、これが大きくなると排尿時間が長くなってしまう。

年齢とともに前立腺がだんだん大きくなって、おしっこが出にくくなることが多い。

前立腺が肥大して尿道が圧迫されると、排尿時間が伸びるだけでなく、尿が出きらずに残尿感を覚えたり、ズボンのなかにしまったあとに会陰部に溜まった尿がじわ~っと出てきたりする。

普通のズボンでもしっかり下げると、このちょい漏れはなくなる。

頻尿は脳の勘違いから?

正常な人の排尿回数は3~4時間に一回、1日7回以下とされている。

膀胱に60%程度尿が溜まると、トイレに行きたくなると言われている。

頻尿の人は、膀胱に尿が溜まったと脳が勘違いしてしまい、排尿の指示が早く出てしまう。

原因の1つは、過活動膀胱。

過活動膀胱とは、膀胱の尿意を感じるセンサーや膀胱と脳をつなぐ神経にトラブルが起きることで、溜まった尿の量を誤認識してしまう状態。

老化や生活習慣などによる影響も。膀胱の血流量が低下すると弾力性が衰え、尿を蓄えられなくなる。

頻尿の人は尿意を催したら1~2分我慢してみる。

そうすることで尿意が和らぎ、続ければ、尿意をコントロールできるようになるそう。

他の番組によると、膀胱炎で尿を我慢するとさらに頻尿になるともいうので、やはり泌尿器科に診てもらうのが一番よさそう。

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尿もれのタイプ

・腹圧がかかる動作とした時に漏れるタイプ・・・尿道を締める際に働く骨盤底筋群が加齢などで衰えると、腹圧で尿もれしてしまう。くしゃみなどで尿もれしてしまう人もこのタイプ。

・切迫性尿失禁・・・トイレの近くに行くと危ない感じがする人は、実際に間に合わないと「切迫性尿失禁」。過活動膀胱など、膀胱にトラブルがある可能性がある。

・リラックスしたときに尿道が緩む・・・リラックスしているときに、ふと漏れてしまう。これも多くが、骨盤底筋群の衰えが主な原因。

骨盤底筋体操

尿もれ予防に、骨盤底筋群を鍛える「骨盤底筋体操」が紹介。

そのやりかたは、

(1)お尻の穴を3秒から5秒間締めて緩める。

これを20回行う。

朝昼晩、これを1セットずつ行う。

男性にも効果があるという。

夜間頻尿

夜間頻尿の主な原因は3つ。

・過活動膀胱・・・あまり尿が溜まっていないがセンサーが早めに作動してしまって、トイレに行かなきゃとなる状態。

・睡眠障害・・・加齢で睡眠が浅くなると、少しの尿意でも目が覚めてしまうことが原因。

・夜間多尿・・・昼間下半身に溜まった水分が、寝ることで腎臓に運ばれ尿になってしまう。

骨盤底筋体操をして、過活動膀胱の場合それでもよくならない場合は、膀胱の過剰な収縮を抑える薬がある。

夜間多尿の場合、ウォーキングなどで下半身の筋肉を鍛えて水がたまらないようにする。夜間に作られる尿の量が減れば、眠りが浅くても尿意で起きる回数が減るそう。

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