チョイス 慢性腎臓病 早期発見に尿検査と血液検査

悪化すると人工透析や腎臓移植が必要となる慢性腎臓病。

しかも、一度透析治療を始めるとほとんどの場合、生涯続けなければならない。

初期段階では自覚症状がでにくく、気付いたときには重症化していることもある。

Eテレ「チョイス」で、慢性腎臓病の予防と治療についてが紹介されたが、早期発見と予防だけでも確認しておこう。

解説してくれたのは、国立熊本医療センターの富田正郎先生。

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タンパク尿とは?

腎臓は血液をろ過して老廃物を取り除き、尿として体の外に排出する。

その一方で、体に必要なタンパク質などは、再び血液中にもどす。

ところが、腎臓が傷つくと、ろ過能力が低下し、タンパク質が血液中にちゃんともどらずに尿へと漏れ出てしまう。

これがタンパク尿。

慢性腎臓病の早期発見のためには、まず尿検査が大切。

血液検査(クレアチニン検査)

早期発見のためのもうひとつのチョイスとして紹介されたのが、血液検査。

腎臓がろ過して尿へと排出する老廃物。そのなかにクレアチニンという物質がある。

腎臓が正常にろ過していれば、クレアチニンは血液中にほとんど戻らない。

しかし、腎臓が傷つくと、ろ過能力が低下。

尿に排出する量が減り、血液中に留まってしまう。

血液検査でクレアチニンの量が多いほど、腎臓の機能が落ちていることになる。

このクレアチニン検査で、腎臓病に気付くことができるという。

さらに、年齢と組み合わせることで、eGFRという腎臓のろか能力を示す数値を得ることができる。

このeGFRは60未満になると慢性腎臓病の疑いがあり、10以下に下がると人工透析が必要になる。

塩分と腎臓病

塩分を摂りすぎると血圧が高くなる。

腎臓が血液をろ過する部分は、細い血管が無数に集まっている「糸球体」という場所。

血圧が高くなると、この糸球体の血管の壁に圧力がかかり傷つき、ろ過をする機能が低下してしまう。

すると、尿に塩分が出て行きにくくなるので、さらに血圧が高くなってしまうって、悪循環する。

みそ汁は、具沢山にし、一日2杯までにする。サラダのドレッシングには塩分が意外と多いので、トマトの黒酢漬けの汁を代わりにかけるなどの減塩が大切になってくる。

NHKスペシャル 人体 腎臓が寿命を決める
チョイス 大腸がん予防は生活習慣見直し、早期発見は便潜血検査

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