Eテレ「趣味どきっ!」の新シリーズ「カラダ喜ぶベジらいふ」の1回目は、色らいふとして色鮮やかなトマトとなすが取り上げられた。
そこから、トマトの栄養素リコピンとトマト料理を確認しておこう。
教えてくれたのは、管理栄養士で医学博士の本多京子先生。
【関連記事】
・カラダ喜ぶベジらいふ にんじん・かぼちゃ
リコピンは加熱・油で吸収率アップ
トマトは、赤くなるにしたがって栄養成分が増えてくる。
その赤い成分・リコピンは抗酸化作用が期待できる。
トマトのビタミンCは加熱すると減るが、リコピンは加熱して細胞を壊すと出やすくなる。
また、リコピンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まる。
トマト農家の料理
トマト農園のカフェでは、麻婆豆腐にもトマト。
また、そうめんのつけつゆとして、めんつゆにトマトジュースを加えたトマトそうめんが紹介。
めんつゆ1に対して、手作りのトマトジュースを5の割合で混ぜる。
めんつゆのうま味成分に、トマトのうま味成分のグルタミン酸がプラスされ相乗効果を発揮する。
トマトの夏おでん
道場六三郎さん考案の名物料理・トマトの姿焼きなどに続いて、本多先生おすすめのトマトの夏おでんが紹介。
その作り方は
(1)トマトを湯むきする
(2)鶏手羽を湯通ししたあと、流水で洗う
(3)鍋にだし汁と、酒、みりん、塩を加えて煮立てる
(4)鶏手羽を加え、アクを取りながら5~6分煮る
(5)トマトを加えて、弱火で1~2分温める
(6)湯通ししたスナップエンドウとゆで卵を加えると完成