主治医が見つかる診療所 2/27 脳卒中予防に高カカオチョコレート

2月27日の「主治医が見つかる診療所」は、『脳卒中から自分と家族を守る方法』について。

脳の血管が破れ出血する脳出血、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の動脈が破れ溜まった血液が脳を圧迫するくも膜下出血をあわせた脳卒中の患者数は約120万人。

脳卒中は、決して高齢者だけの病気ではない。

脳卒中から命を守るための4つのチェックポイントや、予防になる意外なおやつ(?)などが紹介された。

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危険度セルフチェック

かんたんにできる、脳卒中セルフチェック。

(1)40歳以上である
(2)野菜や果物をあまり食べない
(3)味付けの濃い料理が好き
(4)肥満である
(5)日頃ほとんど運動しない
(6)タバコを吸っている
(7)家族や親戚のなかに脳卒中になった人がいる

3個以上あてはまると、イエローカード。
5個以上だとレッドカード。直ちに生活習慣改善を。

血圧変動型かどうかのカンタンチェック法

普段の生活では落ち着いているのに、なにかの拍子にポンッと血圧が上がる「血圧変動型」の人は、正常な人より脳卒中リスクが約6倍あると言われている。

血圧変動型かどうかを調べる方法は

(1)まず安静の状態で血圧を測る
(2)もう一回測るが、腕の空気のバンドの圧力が下がり始めたら立ち上がる

上の血圧の差が15以上あった場合は、血圧変動型の可能性がある。

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脳卒中のサインは、体の片側に異変が現れる

脳の病気の多くは、体の片側に異変が現れる。

実際に脳卒中になったかたの、直前のサインが紹介された。

・左半身に感じた寒気と、顔におきたゆがみ

。右半身に感じた重さことと、ろれつが回らなくなったこと。

・計算ができない、右半身が固まった、ろれつが回らないこと。

その他に、二重に見えたり、視野の一部だけ見えなくなったり、片手だけ握力が低下したり、コーヒーカップが持てなくなったり、スプーンを落としたりすることもある。

小さな前兆を見逃さない

聖マリアンナ医科大学の植田敏浩先生によると、小さな前兆を見逃さないことが大事。

脳梗塞の前兆は必ずしもいつも起きるというわけではないが、一過性の発作というものがある。

急にろれつが回らなくなる、急に半身がしびれる、手に力が入らないなどの症状が出るが、数分間で回復してしまう。

こういうのを一過性の脳虚血発作というが、こういう発作を起こした人は、最終的には本当の脳梗塞を起こしてしまう人が非常に多い。

軽い症状がすぐに回復したけれども、安心してしまうのではなくて、すぐに専門病院に行ったほうがよい。

脳の異常簡単チェック「バレーアームサイン」

腕に現れる脳の異常を簡単にチェックする方法は

(1)両腕を前に伸ばし、肩の高さまで上げる

(2)手のひらを上に向けた状態で目を閉じる

(3)そのまま10秒間水平を保てればOK

どちらかの手が、自然と回ってしまったり

自然と落ちてしまったりしたら、脳の異常の可能性があるので、躊躇せずにすぐに病院へ向かうようにとのこと。

救急車が到着するまでの正しい対処法

・吐いても全部出るよう、横向きに寝かせて顔を下向きにする。

・麻痺しているほうを上にする

また、脳卒中は時間との戦いなので、発作を起こしたときの時刻をできるだけ正確に覚える。

脳卒中を予防するのは?

ついやりがちな生活習慣を変える。

過度の塩分、たばこ、酒は血管を攻撃するので、血管がダメになってしまう。

年を取ると体の中の予備の水分が少ないが、水分補給を怠ると血管がネロネロになって、朝詰まってしまったりする。

遺伝よりも、生活習慣によって発症するケースが多い。

気温差の激しい風呂場は注意。脱衣場に暖房をかけ、浴室の湯船のフタを開けてあたためておく。

女性は閉経以降に注意。血管を守る作用がある女性ホルモンが減り、若いときに低血圧だった女性が、閉経後に高血圧になる人もいる。

FAST(フェイス・アームズ、スピーク・タイム)

おばあちゃんがテレビを見てたら、急に顔がゆがんだ。
おじいちゃんがご飯食べてたら、急にはしが持てなくなった・・・

という、歌があって、小学生でも119番できるよう学校でビデオが流されたりしているそう。

上山博康先生によると、「タイム イズ ブレイン(時は脳なり)」

「こんな軽いことで救急車呼んだら」などと躊躇しないで、遠慮せずに119番する。

脳卒中の予防になるハイカカオチョコ

戸田中央総合病院の椎名一紀先生によると、赤ワインであれば、動脈硬化を抑える適量はグラス1杯。

ナッツ類、特に、くるみ。

緑茶なら1日4~5杯を長く続けて飲むと、脳卒中や心筋梗塞を抑えるというデータはかなりある。

嗜好品外来では、医学的に一定の健康効果が証明されている食品を、患者の体質などに合わせて勧めているという。

この嗜好品外来で、脳卒中予防に勧めているおやつが高カカオチョコレート。

カカオに含まれるカカオポリフェノールに、血管を若返らせたり、血圧を下げたりするような効果が期待されている。

愛知学院大学の大澤俊彦先生によると、一酸化窒素NOが血管をしなやかにする作用がある。

カカオポリフェノールは体内の一酸化窒素の分解を防ぐ効果があり、一酸化窒素が血管をしなやかにして高血圧になるのを防いでくれるという。

カカオ70%以上の高カカオチョコレートを、1日にひとつかみ(約25g)食べるとよい。

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